急失速のインテル、ここ10戦でわずか1勝 頭の悩ませる指揮官「流れが悪いと脆すぎる」

チームの現状に頭を悩ませるスパレッティ監督 photo/Getty Images

CL圏内から転落の危機

インテルは17日、セリエA第25節でジェノアとアウェイで対戦し、マウロ・イカルディやイヴァン・ペリシッチ、ミランダらの欠場もあってか、0-2で敗戦を喫した。この結果、同日に行われたウディネーゼ戦でローマが勝利したため、暫定で4位に転落している。

前節のボローニャ戦で約2ヶ月ぶりの勝利を手にしたものの、連勝を飾れなかったインテル。リーグ戦ではここ10戦で1勝6分3敗と苦戦を強いられ、19日に行われるラツィオ戦の結果次第では、チャンピオンズリーグ圏内から転落する可能性がある。

そんな中、インタビューに応じたインテルのルチアーノ・スパレッティ監督は、ジェノア戦を「拮抗した試合だった。前半は相手よりもチャンスを作れたが、終了間際にあのようなこと(オウンゴール)が起これば、自信を取り戻すことは容易ではないね」と振り返った。クラブの公式サイトなどが伝えている。
さらに「ボールをキープすることができず、不安定さが露呈してしまった。冷静さを欠いたことで、不利になってしまったね。ただ、チームは決して酷いパフォーマスはしていなかったよ。我慢強く耐える必要があったが、オウンゴールがすべての問題となってしまった」と述べた。

そして、チームの現状については「我々は試合で、今までとは異なるサッカーをしようとしている。だから、正しい方向に向かっていると信じているよ。この変化が確固たる結果につながっていたら、我々の追い風となっていただろう。この敗戦は変化のせいではない。流れが悪いとき、我々は脆すぎるんだ」とコメントしている。

今季序盤戦の好調と打って変わり、苦戦を強いられているインテル。再浮上のきっかけを掴むことができるのか。同クラブは次節、24日にベネヴェントをホームへ迎え入れる。

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