ベルギーの天才にラブコールを送り続けるレアル、今夏の移籍市場で“大盤振る舞い”敢行へ

チェルシーの10番を背負うアザール photo/Getty Images

移籍金149億円+ベイル

以前からチェルシーに所属するベルギー代表MFエデン・アザールに熱視線を送っているレアル・マドリードだが、今夏の移籍市場でこの大型補強をついに成立させようとしているようだ。

大量の移籍金を用意し、これまでも度々このベルギーの天才の獲得に動いていたとされるレアル。一方、アザール自身も同クラブの指揮官を務めるジネディーヌ・ジダン監督への憧れや尊敬の念を明かしており、一時は移籍間近と報じられることもあった。しかし、今日までこのビッグディールは成立していない。

こういった状況の中、今夏の移籍市場でレアルが、アザールの獲得のために1億ポンド(約149億円)の移籍金に加えて、同クラブに所属するウェールズ代表FWガレス・ベイルを差し出すオファーを進めている模様。英紙『EXPRESS』が伝えている。
レアルの獲得候補として、インテルに所属するアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ、トッテナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケインらも挙がっているが、同紙によると、アザールが夏の移籍市場において第一候補となっているようだ。さらに同紙は、ベイルの移籍先としてマンチェスター・ユナイテッドや古巣のトッテナムが興味を示しているが、前者はアレクシス・サンチェスを獲得したため動く可能性低く、後者は高額な移籍金により手の届かない可能性が高いと報じている。

アザールは以前「みんながご存知の通り、レアルが僕に興味を示してくれていることは光栄なこと。でも僕は今、ブルーズ(チェルシーの愛称)の一員なんだ」と述べていたが、今夏の去就はいかに。レアルの大盤振る舞いで、移籍は成立するのだろうか。

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