ネイマール封じは任せた ジダンがPSG撃破へ守備職人に右サイドを託す

ナチョが右サイドバックで先発か photo/Getty Images

1stレグはカルバハルが出場できず

14日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦でパリ・サンジェルマンと対戦するレアル・マドリードは、相手のエースであるネイマールをどう抑えるかが大きなポイントとなる。ネイマールに自由を与えるようではベスト8進出の可能性は低いだろう。

しかし、この大一番で右サイドバックを務めるダニエル・カルバハルが出場できない。カルバハルはグループステージ第5節のアポエル戦でイエローカードを受け、累積警告によって第6戦目に出場できなくなった。しかしUEFAはカルバハルがカードを清算するため意図的にイエローカードをもらったのではないかと疑いをかけ、調査していた。

その結果、UEFAはカルバハルを2試合の出場停止処分とすることを決定。よってカルバハルは決勝トーナメント1回戦1stレグも出場できなくなった。カルバハルがネイマールと対峙すると見られていただけに、出場停止はレアルにとって痛手だ。
問題は誰に代役を任せるかだが、スペイン『as』は指揮官ジネディーヌ・ジダンがナチョ・フェルナンデスを選択すると主張している。今季は若いアクラフ・ハキミがカルバハルのバックアッパーを務めてきたが、ハキミのパフォーマンスでネイマールを抑えられるかは微妙なところだ。ならばセンターバックを担当する守備力を持つナチョをネイマールにぶつけるべきとの考えに至ったようだ。

ナチョはこれまでレアルで右サイドバックを17度担当し、その結果が15勝1分1敗とすこぶる良い。その1敗もナチョは途中出場から8分間プレイしただけだ。同メディアはこの縁起の良い成績からPSG撃破を期待しているようだが、ナチョはネイマールを抑えることができるのか。サイドの攻防は大きなポイントとなりそうだ。

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