ブンデスで開花した“30歳”青年指揮官 過熱する退任報道に「本当に辞めようと思ったことも……」

今季は不振に喘いでいるナーゲルスマン監督 photo/Getty Images

直近のリーグ戦10試合で僅か2勝

2016年の2月よりホッフェンハイムを率いているユリアン・ナーゲルスマン監督(30歳)。複数の布陣や戦術を使い分ける手腕に長ける同監督だが、完敗を喫した今季のブンデスリーガ第20節(バイエルン・ミュンヘン戦)終了後に「(選手たちは)大金を貰っていながら何も分かっていない」と、不満を露わに。責任転嫁とも受け取れる発言をしたことから、選手たちとの確執の噂や指導者としての資質を問う声が複数のメディアで報じられている。

直近の同リーグ10試合で僅か2勝と苦戦が続くなか、同監督が過熱する退任報道について言及。心身共に疲弊している胸中を明かした。独『Kicker』(ドイツ語版)が伝えている。

「この2年間で色々なことがあった。去年は極端にポジティブな報じ方をされていたけれど、今年は極端にネガティブな報道が増えている。しかもそれは競技面を分析したものと言うより、僕の人間性を否定するものだ」

また、同監督はハンドボール(男子)のドイツ代表監督を務めるクリスチャン・プロコフ氏を引き合いに出しながら、今季の低迷ばかりがクローズアップされる自身の現状を嘆いている。

「彼は(今年の)欧州選手権が始まる前には世界最高の指揮官と評されていたけれど、不振のまま大会を終えた途端に集中砲火を浴びた。僕も今以上に退任報道が過熱することを予想して、本当に辞めようと思ったこともあった。ただ、その時は実際にそれ(辞意)を口にするところまでは追い込まれなかったけどね」

2016年のドイツ年間最優秀監督に選出されたことで、一躍“時の人”となったナーゲルスマン監督。新進気鋭の戦術家として注目を浴びている同監督だが、気難しいトップアスリートへの接し方や負けが込んだ際の選手を守る姿勢など、人心掌握の面で学ぶべきことがあるのかもしれない。
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