MSNに代わる”MSA”!? ネイマールが抜けたバルセロナに生まれた新たな左サイドの支配者

左サイドの新たな支配者ジョルディ・アルバ photo/Getty Images

スペイン紙もその貢献度を絶賛

ネイマールがいた頃のバルセロナはリオネル・メッシ、ルイス・スアレスとのMSNが猛威を振るい、右サイドはメッシが、左サイドはネイマールが完全に支配していた。しかし、ネイマールは昨夏パリ・サンジェルマンに移籍。MSNは崩れてしまった。

当初は攻撃力が大きく落ちるのではと不安視されたが、ネイマールに代わって左サイドを支配する選手が現れた。左サイドバックのジョルディ・アルバだ。ネイマールはその独特なプレイスタイルもあってサイドバックの選手と連携プレイで崩すケースがそれほど多くないため、アルバの攻撃参加が最大限活かされなかった。ところが、今季はネイマールの抜けた左サイドをアルバが駆け抜けている。

バルセロナは28日にアラベスと対戦したが、このゲームではアルバがベンチスタートとなっていた。スペイン『MARCA』は「アルバがいないとバルセロナは違うチームになる」と伝えており、スタメン出場したリュカ・ディーニュではアルバの代わりは務まらないと厳しい見方をしている。
今季はピッチ中央から右寄りでプレイするメッシから左サイドを駆け上がったアルバに精密なパスを通すシーンも多く、チームの鉄板スタイルとなりつつある。MSNならぬMSAと呼んでもいい超強力ユニットが今のバルセロナを支えている。

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