欧州王者ポルトガル代表はこのままで大丈夫? 絶対的エースもEURO最優秀若手選手も大苦戦

EURO2016を制したポルトガル代表 photo/Getty Images

1年半で状況は大きく変わる

2018ロシアワールドカップに出場するポルトガル代表といえば、EURO2016を制した欧州王者だ。必然的にワールドカップでは優勝を狙えるチームの1つに挙げられ、どこまで勝ち進めるかに注目が集まる。しかし、この1年半ほどでチームは危険な状態になりつつある。

英『Daily Mail』が取り上げたのは、EURO2016を制した選手たちの苦しい現状だ。26日にはインテルのMFジョアン・マリオがウェストハムにレンタル移籍することが発表されたが、ジョアン・マリオはEURO2016で重要な役割を担っていた選手だ。その選手がインテルで思うように出場機会を得ることができず、レンタル移籍することになったのはポルトガル代表としてはショックだろう。

苦しんだのはジョアン・マリオだけではない。同じ中盤では昨夏にレスター・シティへ移籍したアドリエン・シウバもまさかの珍事で苦しい5か月を過ごしてきた。昨夏移籍期限最終日にレスターへ移籍したものの、書類の処理が僅か14秒遅れたことで選手登録できず、今年の1月まで試合に出場できない事態に陥ったのだ。年明けからはアドリエン・シウバも出場機会を得ているが、もったいない5か月だった。

最大の問題はレナト・サンチェスだ。EURO2016で大活躍し、大会の最優秀若手選手賞に選ばれたサンチェスは勢いそのままにバイエルンへ移籍したものの、出場機会が確保できず現在はプレミアリーグ最下位のスウォンジーにレンタル移籍している。期待とは裏腹に遠回りなキャリアを歩むこととなってしまった。

他のポジションに目を移しても、ウェストハムのジョゼ・フォンテ、昨夏レアル・マドリードを離れてベジクタシュに移籍したペペなど、最終ラインは高齢化が目立つ。2年前と同じクオリティを求めるのは難しいだろう。さらに前線では昨夏ミランに移籍したFWアンドレ・シウバが大苦戦しており、レアル・マドリードでもエースのクリスティアーノ・ロナウドに異変が起きている。EURO制覇からの1年半では、ステップアップした選手よりもステップダウンした者の方が目立つ印象だ。

果たしてポルトガル代表はこの状態でワールドカップを満足に戦えるのか。欧州王者は決して万全とは言えない状況だ。
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