まさかの40点差! BBCのレアル、MCNのパリ・サンジェルマンの間に生まれた大きすぎる差

恐ろしいPSGの攻撃力 photo/Getty Images

攻撃力が自慢のはずだが……

今季のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦で最も注目を集めるカードの1つがパリ・サンジェルマンVSレアル・マドリードだ。ともに潤沢な資金を武器にスター選手をかき集めてきたチーム同士の対決は非常に見応えのあるものになるはずで、1回戦とは思えないほど豪華な顔合わせとなる。

しかし、両チームの現状は大きく異なる。国内リーグで4位と大苦戦するレアル・マドリードに対し、パリ・サンジェルマンは快調に飛ばしている。何よりの違いは自慢の攻撃陣だ。レアルは今季全てのコンペティションを合わせて68の得点を挙げているが、PSGはすでに106得点に達している。40点近い差があり、すでに3桁に達しているのは欧州五大リーグでPSGだけだ。ネイマール、エディンソン・カバーニ、キリアム・ムバッペのトリオを軸としたPSGの攻撃は脅威だ。

リーグ戦を見てもレアルは32得点と苦戦しているが、PSGはその倍以上となる67の得点を挙げている。もちろんリーガ・エスパニョーラとリーグ・アンでは実力に違いがあるため、単純な比較はできない。それでも2倍の差はあまりに大きい。
カバーニ、ネイマール、ムバッペの3人だけで今季65得点を挙げていることも特徴で、やや不安のあるレアルの守備陣がホーム&アウェイの2試合でどこまで耐えられるのか疑問もある。現在チャンピオンズリーグを連覇しているレアルにとって初戦敗退は許されないが、現在の両チームの状態を考えればレアルがPSGに勝利する姿をイメージするのは難しいか。

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