無所属続く天才カッサーノ、現役続行に意欲「オレはまだ元選手ではない」

2016年5月を最後に公式戦のピッチから遠ざかっているカッサーノ photo/Getty Images

復帰に向けて準備万端!?

無所属の状態が続いている元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノが、現役続行に意欲を示している。

ローマやレアル・マドリード、ミラン、インテルなど、数々のビッグクラブでプレイしてきたカッサーノ。天才的なプレイで多くのファンを魅了した一方で、監督やクラブ首脳陣と対立するなど、問題児としての面も目立つ。2016年5月に行われたジェノア戦を最後に公式戦のピッチから遠ざかっており、当時所属していたサンプドリアとは昨年1月に契約を解消。約半年間の無所属生活を経て昨夏にヴェローナを契約を結ぶも、引退騒動を繰り返し、1ヶ月経たずして退団が決まった。

再び無所属生活を過ごしているカッサーノだが、今も復帰を諦めてはいない。伊『Gazzewtta dello Sport』のインタビューに応じると、「オレはまだ元選手ではない。魅力的なプロジェクトがあった場合、復帰できる準備はできているんだ。練習も続けているよ」とコメント。さらに「オレはこの最後の戦いに勝利できると確信している。キャリアを通して深刻な怪我を負ったこともないし、今でもサッカーを通して多くのことを成し遂げることができるだろう。体重もサンプドリアにいたときと同じ85キロだ」と述べ、復帰後の活躍に自信も見せている。
いくつかの地元メディアによると、セリエAの後半戦で立て直しを図るいくつかの下位クラブが興味を示しているようだが、お騒がせカッサーノは所属先を見つけることができるのか。

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