ネイマール以上の移籍金もある? サッカーファンが期待する2018年の”ビッグディールTOP3″!

トッテナムのケイン photo/Getty Images

今年も多額の移籍金が動くか

2017年のサッカー界では移籍市場が大いに盛り上がった。何と言っても最大のニュースはFWネイマールがバルセロナからパリ・サンジェルマンに移籍したことで、史上最高額となる2億2000万ユーロもの移籍金が動いた。さらにPSGはモナコから次世代のスーパースター候補キリアム・ムバッペも獲得。PSGの本気を見た1年だったとも言える。

ネイマールを奪われたバルセロナは穴埋めとしてドルトムントからFWウスマン・デンベレを獲得。こちらも移籍金は驚異の1億500万ユーロだった。その他にはユヴェントスDFレオナルド・ボヌッチのミラン電撃移籍もあった。プレミアリーグではマンチェスター・ユナイテッドがエヴァートンからFWロメル・ルカク、チェルシーはレアル・マドリードからFWアルバロ・モラタ、アーセナルがリヨンからFWアレクサンドル・ラカゼットを獲得し、プレミアリーグを代表する強豪クラブが一線級のストライカー獲得に大金を費やしたのも特徴だ。

では、2018年にはどのような移籍が実現するのか。早くもスペイン『MARCA』は、「2018年のベスト補強になりそうなのは?」とアンケートを取っている。
まず3位に選ばれたのはアトレティコ・マドリードFWアントワーヌ・グリーズマン、ユヴェントスFWパウロ・ディバラの2人で16%の票が集まっている。グリーズマンは同じリーガ・エスパニョーラのバルセロナへ移籍する噂があり、そう遠くないうちにアトレティコを離れると見られている。フランス代表のエースがついに動くのか、サッカーファンも注目していることだろう。もう1人のディバラもマンチェスター・ユナイテッドなどビッグクラブが注目しており、ここ最近ユヴェントスを指揮するマッシミリアーノ・アッレグリが何度かディバラをベンチスタートにしたことも移籍の噂を加速させている。2人の獲得にも巨額の移籍金が動くのは確実で、このレフティーから目を離すべきではない。

2位はすでに実現が近づいているとも言われるリヴァプールMFフィリペ・コウチーニョのバルセロナ移籍だ。2017年夏にもコウチーニョの退団が濃厚と言われたが、結局は残留。しかし今でもバルセロナはコウチーニョの獲得に熱意を燃やしており、コウチーニョ自身の気持ちもバルセロナに向かっているのではと言われている。コウチーニョのテクニックなどを考えると、バルセロナでもすぐ活躍することは可能なはずだ。

そしてサッカーファンが最も関心を持っている移籍1位に選ばれたのは、30%でトッテナムFWハリー・ケインだった。ケインはレアル・マドリードが狙っているとの話題もあり、現在レアルは前線の得点力不足に悩まされている。特にカリム・ベンゼマの動きが鈍く、得点ペースも明らかに落ちている。レアルが新たなセンターフォワードを求めるなら、ケインは必ずターゲットの1人としてリストアップされるだろう。レアルのサポーターもベンゼマの後釜にピッタリと考えているのかもしれない。

今後どう動くかは分からないが、どの移籍が実現したとしてもビッグニュースだ。2017年もお金の力に驚かされたが、2018年にはさらなる驚きが待っているかもしれない。

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