仏の名門で酒井宏樹が築く絶対的な地位 サポーターが選ぶ2017年MVPで3位

マルセイユで活躍する酒井 photo/Getty Images

海外組で最も安定している選手?

決して派手なプレイをしているわけではないが、マルセイユに所属する日本代表DF酒井宏樹はサポーターのハートをがっちり掴んでいる。今季も多くの試合で右サイドバックを担当しており、守備の1対1の強さはリーグ屈指のレベルにあると言ってもいいかもしれない。日本人サイドバックにしては上背もあり、空中戦で計算できるところも強みだ。

仏『La Provence』は、2017年の1年間で最も活躍したと思うマルセイユの選手は誰かとアンケートを取っているが、酒井は3位に入っている。その堅実な働きが認められている証と言えよう。

1位はその酒井と右サイドでコンビを組むことが多いFWフロリアン・トヴァンで、全体の47%の票を獲得している。今季リーグ戦ではチームトップとなる8得点を記録しており、チームの中心だ。
2位には中盤の潰し屋ルイス・グスタヴォだ。グスタヴォはブラジル代表として2014ブラジルワールドカップも戦った選手で、中盤でのボール奪取に定評がある。しかし今季はすでに5得点を記録するなど攻撃面でもチームに貢献。サポーターからも信頼されているようだ。

右サイドバックにはブナ・サールをコンバートする案もあり、酒井にもポジション争いはある。しかしフランスの名門で絶対的な地位を築きつつあるのも事実で、現在海外でプレイする日本代表選手の中では最も一貫性のあるシーズンを過ごしている選手と言えるだろう。

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