ペースダウンするルカクにサポーター不満爆発 「お金を無駄にした。ベンチに下げる時だ」

バーンリー戦で得点を決められなかったルカク photo/Getty Images

期待のエースのパフォーマンスに不満

今夏チームにFWロメル・ルカクを加え、さらに長期離脱していたFWズラタン・イブラヒモビッチも戻ってきたマンチェスター・ユナイテッドは間違いなく攻撃力がアップした。昨季はイブラヒモビッチ頼みと指摘されたが、ルカクが加入したことでイブラヒモビッチをバックアッパーに回すことが可能だ。攻撃で相手をねじ伏せるような戦いをサポーターも期待したことだろう。

ルカクも当初はその期待に応えて得点を重ねていたが、徐々にペースダウン。何より上位陣相手に結果を出せないことが多く、サポーターはストレスを溜め始めている。26日のバーンリー戦でもフル出場したルカクに得点は生まれず、ジェシー・リンガードの2ゴールで何とか引き分けに持ち込む内容だった。これにサポーターが黙っているはずはない。

英『Daily Mirror』によると、サポーターからはルカクのポジショニングやチャンスを活かせないパフォーマンスに失望の声が挙がっているようで、7500万ポンドの移籍金に見合う働きではないと厳しい批判が起こっている。
「ルカクは本当に酷い」、「ヤングとリンガードは良かった。他は酷い。ルカクは何もしていない。酷いポジショニングだったし、チャンスを活かさなかった」、「ルカクって誰だ?正直お金を無駄にした。彼をベンチに下げる時だ」、「なぜルカクが90分間出場したのか不思議だ」

ルカクは指揮官ジョゼ・モウリーニョから全幅の信頼を受けているが、開幕からフル稼働してきたことで疲労が溜まっているようにも見える。しかしイブラヒモビッチも長期離脱から戻ってきたばかりで、昨季のような活躍は期待できない。実質ルカクのバックアッパーを安心して任せられる選手が存在せず、昨季から攻撃力がアップしているのか疑わしい状況だ。モウリーニョはバーンリー戦後にマンチェスター・シティと比べて補強が十分ではないと口にしていたが、ルカクだけでは不十分か。

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