120分間の激闘を制したC大阪 尹晶煥監督「勝負をかけるときには曜一朗しかいない」

決勝ゴールを挙げた柿谷 photo/Getty Images

「出るからにはやる」

23日に天皇杯の準決勝が行われ、ヴィッセル神戸との120分間の激闘を3-1で制したセレッソ大阪が、1月1日に行われる決勝へコマを進めた。

試合後、インタビューに応じたC大阪の尹晶煥(ユン・ジョンファン)監督は「今日も寒いなか、大勢の方々に足を運んでいただき、皆さんの応援に応えることできて、非常に嬉しく思う」とコメント。クラブの公式サイトが伝えている。

そして「今日は、勝負がどうなるか分からなかった。主力選手も何人か欠いての試合になりましたけど、思った通りにいけた試合ではなかったと思う。チャンスはありましたけど、決定力で劣っているシーンも多く見られた。後半、最後に失点しましたが、諦めずにすぐ返すことができて、この結果につながった」と試合を振り返った。その上で「決勝進出したからには、しっかり戦って、最後のタイトルを手にできるように頑張ります。今日の試合で、けが人もまた何人か出ているようですが、いる選手でしっかり戦っていく」と話している。
さらに、途中出場したFW柿谷曜一朗について「コンディションが100%ではなかった」と明かしつつも「後半、勝負をかけるときには曜一朗しかいない。残り15分での投入になりましたが、結果的には成功したと思う。全ての選手がみんなで助け合っていこうとプレイしていた中で、曜一朗もうまく自分の特長を生かせていた」と称賛した。

柿谷自身も痛めている左足の甲について「痛いですけど……」と述べたが「出るからにはやる。蛍も『負けたら許さんぞ』というプレッシャーをみんなにかけていた。最初から最後まで出て頑張ってくれた選手もいるし。天皇杯も、ルヴァンカップ同様、最後まで全員で戦っていけたらなと思う。まず、みんなで喜んで、しっかり休んで、自分はしっかり足を治して、決勝に万全の状態で臨めるように頑張ります」と意気込みなどを語っている。

1月1日に行われる天皇杯の決勝では横浜F・マリノスと対戦するC大阪。元日決戦を制し、今季2つ目の栄光を手にすることができるのか。

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