格下相手に完敗のミラン ガットゥーゾの“辞表提出”報道を否定

早くも窮地に立たされているガットゥーゾ監督 photo/Getty Images

混迷から抜け出せず

今季のセリエA第17節終了時点で、4位(UEFAチャンピオンズリーグ出場圏内)との勝ち点差14の8位に低迷しているミラン。17日に行われた同リーグ第17節では2部降格圏に沈むヴェローナに0-3で敗れるなど、混迷を極めている。

今季途中より指揮を執るジェンナーロ・ガットゥーゾ監督への風当たりが強まるなか、同監督が早くも辞表を提出したという見方が複数のメディアで話題に。すかさず同クラブの首脳陣が「完全な誤報」という声明を発表したことが伊『ANSA』で報じられるなど、依然として火消しに追われている。

今季の同リーグ上位8クラブの中で最少の23得点に留まっているほか、上位8クラブ中最多の24失点を喫するなど、攻守ともに精彩を欠いているミラン。スソの個人能力に依存した攻撃、サイドバックの背後のスペースを簡単に突かれる守備など課題は山積みだが、同監督がいかにしてこの難局を乗り越えるかに注目が集まる。

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