今度こそベイル完全復活なるか CWCでのパフォーマンスに本人は手応え

CWCで復活果たしたベイル photo/Getty Images

離脱と復帰のサイクルに終わりを

今度こそレアル・マドリードFWガレス・ベイルは完全復活となるだろうか。

ベイルは1度11月末に行われたスペイン国王杯4回戦のフエンラブラダ戦で復帰を果たし、早々に左のアウトサイドから見事なクロスで得点をアシストした。ところが、その試合で再び離脱。そして13日、ベイルはクラブワールドカップ準決勝アル・ジャジーラ戦で再びの復帰を果たすこととなった。

そのベイルが再び魅せた。80分からピッチに入ると、ルーカス・バスケスの折り返しを左足で押し込んで貴重な逆転弾を記録。チームを勝利に導く一撃となった。また、終盤には左サイドから折り返したボールをジャンピングボレーで合わせるアクロバティックなプレイも見せ、相変わらずピッチに立てば何かを変えてくれる予感はある。
スペイン『MARCA』によると、ベイルは復帰戦で良いインパクトを残せたと手応えを語り、チームの決勝進出を喜んでいる。また、この試合を大きく左右したビデオ判定(VAR)にも言及。前半にはカゼミロのヘディングゴールがVARの結果ファウルとなり、後半にはアル・ジャジーラの得点もVARの結果オフサイドとなった。ベイルはVARは不要との見方を示しており、2つの判定に時間を取られたことを嫌っている。

「得点できたのは嬉しい。怪我から復帰すれば、今日僕がやったようにインパクトを残したいものさ。何より最高なのはチームがファイナルに進んだことだね。VAR?僕は好きじゃないね。フットボールはVAR無しの方が良いよ。ただ、それを決めるのは僕じゃないけどね」

この試合ではやや判定に振り回されたところはあるものの、ベイルがそうした空気を振り払ってみせた。ここから完全復活となるのか。先日クリスティアーノ・ロナウドが再びBBCが揃ってプレイできればと語っていただけに、ベイルにはもう怪我での離脱だけは避けてもらいたいところだ。

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