ロシアW杯優勝候補フランスは楽なグループに入った テュラム氏「行けるところまで行ってほしい」

優勝候補の一角フランス photo/Getty Images

ペルーは相手のエースが出場停止に

若いタレントが次々と出てきているフランス代表は2018ロシアワールドカップの優勝候補だ。EURO2016ではファイナルまで進んだ実績もあり、ドイツ代表やブラジル代表、スペイン代表らと同じく世界トップレベルのチームと評価されている。さらに期待させるのは、フランスが組み合わせ抽選会で良いグループに入ったということだ。

フランスはオーストラリア代表、デンマーク代表、ペルー代表と同じグループCに入った。この3チームはいずれもプレーオフを勝ち抜いてワールドカップ出場を決めたチームで、フランスとは実力に大きな差がある。加えてペルーはエースのパオロ・ゲレーロがアンチ・ドーピング規則に違反したことで1年間の出場停止処分を受けている。フランスがグループステージを突破できない理由は何1つ見当たらないように思える。

英『FourFourTwo』によると、元フランス代表DFリリアン・テュラム氏も母国の躍進に大きな期待を抱いている。同氏は比較的楽なグループに入ったと語り、決勝トーナメント進出は確実と予想。優勝まで突っ走ってほしいと願っている。
「抽選はフランスにとって非常に良い結果に見えるね。フランスには行けるところまで行ってほしいし、できれば優勝してほしいと願っている。良い監督もいて、優れたチームだと思うよ。昨年のEURO2016、前回のワールドカップを経験している選手もチームにはいるからね」

フランスにとって本当の勝負は決勝トーナメントからで、トラブルがなければ楽にグループステージは突破できるはず。早々に突破を決めて第3戦で主力を休ませるというアイディアも出てくるかもしれないが、フランスは来年ロシアの地でどこまで進めるだろうか。

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