首位攻防戦に挑むマンU、“スタメン時無敗男”の欠場で苦戦必至

アーセナル戦で退場処分を受けたポグバ(6番) photo/Getty Images

鍵を握るモウリーニョ監督の人選

今季のプレミアリーグ第15節終了時点で、11勝2分2敗の2位につけているマンチェスター・ユナイテッド。同クラブは日本時間で11日早朝の1時30分より、同リーグ第16節で首位マンチェスター・シティと対戦する。

重要な一戦を控える同クラブだが、同試合では前節のアーセナル戦で退場処分を受けたMFポール・ポグバが出場停止に。同選手が先発に名を連ねた今季の同リーグ8試合で7勝1分(不在時は4勝1分2敗)というデータからも、同クラブにおける同選手の重要性が窺える。また、同選手不在の影響は攻撃面の記録にも表れており、同選手出場時の同クラブ1試合平均得点(※)が3点であるのに対し、不在時の平均得点が1.57点に留まるなど、複数のDFを独力でかわすことができる同選手の存在の大きさが証明されている。

前述の事情により攻撃陣の再編を余儀なくされたジョゼ・モウリーニョ監督。ポグバを欠いた際に攻め手を失うケースが散見されている同監督だが、正確なワンタッチパスや切れ味鋭いドリブルに定評があるヘンリク・ムヒタリアンやフアン・マタを起用し、マンチェスター・シティの守備陣をかき乱したいところだろう。この両選手が揃って先発した今季の全公式戦(8試合)で全勝中と心強いデータはあるだけに、試す価値は大いにあるはずだ。
(※)プレミアリーグのみのデータ。

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