「カギは香川真司。これまでのパターンなら日本は決勝Tに行くはず」 英紙が”サムライブルー”を紹介

ロシアで日本はどこまで進めるか photo/Getty Images

日本のベテラン選手たちを評価

2018ロシアワールドカップの組み合わせ抽選会が迫ってきたが、それを前に英『FourFourTwo』が出場する32チームを紹介。同メディアの思うキープレイヤーと合わせワールドカップでの展望などを伝えている。

気になるのはもちろん日本代表の評価だが、同メディアは日本のパターンを理解してくれている。日本は1998フランスワールドカップで初出場を果たしたが、この大会はグループステージ敗退。それから4年後の2002日韓ワールドカップではホームの地の利も生かしてベスト16まで進んだ。しかし2006ドイツ大会では再びグループステージ敗退、2010南アフリカ大会はベスト16、2014ブラジル大会はグループステージ敗退だった。つまりこの流れでいくなら、今度のロシア大会は決勝トーナメントまで駒を進めることになる。

同メディアもこのパターンを紹介しており、「これでいくなら日本はグループを突破するはずだ。そして彼らにはそのチャンスがある」と実力があるとも評価している。
実力があると評価された理由の1つは前回大会でアルジェリア代表をベスト16まで導いたヴァイッド・ハリルホジッチ監督の存在で、ワールドカップを知る指揮官がいることがプラスに働くのではとの見方だ。

また、チームの主力にも経験豊富な選手が揃っているとも評価されており、「日本のチームには代表キャップ100試合を超える選手が3人もいる。長友佑都、岡崎慎司、主将の長谷部誠だ。本田圭佑もメキシコでの好調ぶりから期待がかかる」と取り上げており、近年の日本を支えてきたベテランたちにスポットを当てている。

最後にキープレイヤーだが、同メディアは難しいとしながらもドルトムント所属MF香川真司の名を挙げた。ブンデスリーガに衝撃を与えた移籍当初ほどのインパクトはないが、今でも香川の能力は高いと同メディアは評価している。ドルトムントにとって重要な選手であり、「サブライブルー最大の実力者」と伝えている。

同メディアの評価はなかなかに好意的だが、日本はパターン通り決勝トーナメントへ進むことができるのか。グループの組み合わせもカギを握るが、どの組み合わせになってもこのジンクスを信じたいところだ。

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