巧みに時計の針を進めたクロアチア ギリシャの猛攻を凌ぎW杯出場決定![映像アリ]

中盤で巧みにパスを散らしたモドリッチ(10番) photo/Getty Images

集中力を切らさなかったクロアチア

12日にロシアW杯欧州予選のプレイオフ(2ndレグ)が行われ、クロアチア代表が敵地でギリシャ代表と対戦した(以下、代表略)。

W杯出場にむけて少なくとも3点が必要なギリシャは、試合序盤からハイプレスを敢行。クロアチアのパスワークを牽制し、徐々に試合の主導権を握っていく。17分にはセットプレイの流れの中で攻め上がっていたパパスタソプーロスが敵陣ペナルティアーク付近でミドルシュートを放つが、枠を捉えることができなかった。

一方のクロアチアもモドリッチやラキティッチが中盤で巧みにパスを散らし、試合をコントロール。42分にはペリシッチがペナルティエリア外から強烈なミドルシュートを放つが、ボールは惜しくもポストに直撃した。両チーム無得点で前半を終える。
後半も複数得点が必要なギリシャがボールを支配。しかし、58分にミトログルが放ったミドルシュートがゴール左に逸れるなど、シュートの精度を欠いてゴールを奪うことができない。その後もギリシャは右サイドを起点に攻撃を展開するも、最終局面で体を張り続けるクロアチアの守備陣を切り崩すには至らず。試合はこのまま終了。クロアチアが狡猾に時計の針を進め、ロシアW杯本選出場を決めた。

[メンバー]
ギリシャ:カルネジス、トロシディス、パパスタソプーロス、マノラス、レツォス、ツィオリス、タフツィディス、ゼカ、バカセタス(→ギアンニオタス 59)、フリストドゥロプーロス(→フォルトゥニス 59)、ミトログル(→ペルカス 78)

クロアチア:スバシッチ、ヴルサリコ、ロヴレン、ビダ、ストリニッチ、モドリッチ(→ミトロビッチ 90+1)、ラキティッチ、ブロゾビッチ、マンジュキッチ、ペリシッチ(→レビッチ 85)、カリニッチ(→クラマリッチ 78)

[スコア]
ギリシャ 0-0(2戦合計:1-4) クロアチア





参照元:youtube、Twitter

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