シュートを打った本人も驚くハンド シャキリが振り返る「何が起こったのか分からなかった」

ハンドの判定に頭を抱えるエヴァンス photo/Getty Images

欧州プレーオフで物議をかもすハンドが

9日に行われた2018ロシアワールドカップ欧州予選プレーオフの北アイルランド代表とスイス代表の一戦では、ハンドの判定を巡って騒ぎが起こった。問題は58分のシーンだ。スイス代表のジェルダン・シャキリが放ったシュートを北アイルランド代表のコリー・エヴァンスが体でブロック。主審はこれが腕によるブロックだったとしてハンドと判定し、スイスにPKが与えられた。結局これが決勝点となり、スイスがアウェイで勝利を収めている。

そのシャキリが今回の判定について振り返っている。結果的には自身のシュートが相手の手に当たったと判断されたわけだが、英『sky SPORTS』によるとシャキリはこういうことも起こるのがフットボールの世界だと語っている。

「驚いたよ。レフェリーがPKを与えたのだからね。何が起こったのか分からなかった。試合後に何かを言うのは難しい。僕のポジションからは見てなかったんだ。僕はシュートを打ち、それを誰かがブロックした。そしてレフェリーがPKを与えた。これがフットボールなんだ。他の選手たちは訴えを起こしていたけど、何が起こったのか理解するのは難しかったよ」
打った本人も驚いたようで、主審が見ていた角度から考えてもハンドの判定はやや厳しかったようにも思える。しかしシャキリの発言通り、これもフットボールの一部なのだろう。

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