ドイツ相手に堂々デビュー
イングランド代表がさらなる若返りだ。
イングランドは10日に親善試合でドイツ代表と対戦し、スコアレスドローで終えた。この試合で特徴的だったのはGKジョーダン・ピックフォード、MFルーベン・ロフタス・チーク、FWタミー・アブラハムの3人が代表デビューを飾ったことだ。特にロフタス・チーク、アブラハムの2人は今夏にレンタル移籍でチェルシーを離れた選手で、前者はクリスタル・パレス、後者はスウォンジーに移籍している。
チェルシーを離れたとたんに召集された両選手は揃ってドイツ戦に先発し、中でもロフタス・チークは代表監督のガレスウ・サウスゲートからも絶賛されている。
英『Daily Mail』によると、サウスゲートはロフタス・チークについて「彼には様々な能力があり、それがチームに加えた理由だ。多くの者は彼のことを知らなかったかもしれないが、もっと知られるべき選手だ。我々は彼を含め選手たちのことを信じているし、何も驚いていないよ」とコメントしている。
さらに元イングランド代表のイアン・ライト氏は今夏チェルシーが4000万ポンドも支払って獲得したMFティエムエ・バカヨコを引き合いに出し、「ロフタス・チークはバカヨコより良いぞ」とまでコメントしている。同メディアはロフタス・チークがメスト・エジルを抑え込んでいたと評価しており、また1人チェルシーを離れた者が本格的にブレイクしようとしている。