コロンビア相手に2得点
アジア最終予選からネガティブな話題が続いていた韓国代表に明るい光が見えてきたのか。
韓国は10日に親善試合でコロンビア代表と対戦し、エースのトッテナムFWソン・フンミンの2ゴールの活躍で2-1の勝利を収めた。この勝利に手応えを掴んでいるのが韓国『朝鮮日報』だ。
韓国代表の悩みはトッテナムで爆発するソン・フンミンを上手く活かせないことにあったのだが、この試合は相手が強豪コロンビアだったこともあってカウンターを仕掛ける機会も多かった。引いて守ってくる相手よりはソン・フンミンもやりやすい部分があったのかもしれない。
同メディアは「韓国代表がついにソン・フンミンの活用法を見つけた。代表では不振だったソン・フンミンが180度変わったのだ。指揮官のシン・テヨンはトッテナムの最前線でソン・フンミンが活躍するのを見て2トップとしてプレイさせた。ソン・フンミンは水を得た魚のように走り回り、コロンビア守備陣を襲った。特にソン・フンミン最大の強みであるシュート力と得点力が光った」と伝えており、左サイドで起用されることの多かったソン・フンミンを中央で起用したところに成功があったと分析している。
韓国にとっては非常に収穫のあるゲームとなったが、ソン・フンミンを中心に再び上昇気流に乗っていけるのか。現在アジア最高のアタッカーとも言われるソン・フンミンがロシアの地で活躍できないのはアジアサッカー界にとっても残念なシナリオだけに、コロンビア戦は非常に価値のあるものとなった。