英紙が報じた後任の最有力は......
今季のリーグ・アン第12節終了時点で、10勝2分の首位に立っているパリ・サンジェルマン。リーグ制覇にむけて順調に突き進んでいるかに思われたが、ネイマールとウナイ・エメリ監督が練習メニューをめぐり口論を繰り広げたことが各メディアで報じられるなど、暗雲が漂っている。
こうした状況のなか、同クラブの首脳陣が早くも後任候補にアントニオ・コンテ監督(現チェルシー)をリストアップしたことが、9日付けの英『THE Sun』で話題に。エメリ監督が今季のUEFAチャンピオンズリーグでの“ベスト4入り”に失敗した場合、同クラブ首脳が即座にコンテ監督の招聘に踏み切るという見方が併せて報じられた。
自身の監督キャリア史上最高の陣容を整えたと言っても過言ではないエメリ監督だが、現時点ではアクの強いスター選手の扱いに苦慮している感が否めない。ネイマールの加入に伴い出場機会が減少しているユリアン・ドラクスラーやアンヘル・ディ・マリアへの働きかけも含め、同監督のモチベーターとしての資質が問われていることは間違いないだろう。