代表復帰したベルギーの“ニンジャ”が日本に牙を剥く!?「クオリティを示さなければ」

ベルギー代表復帰を果たしたナインゴラン photo/Getty Images

名誉挽回を狙うナインゴラン

約5ヶ月ぶりにベルギー代表復帰を果たしたローマMFラジャ・ナインゴランが、来たる国際親善試合のメキシコ戦や日本戦への意気込みなどを明かした。

チェルシーMFエデン・アザールやマンチェスター・シティMFケビン・デ・ブライネ、マンチェスター・ユナイテッドFWロメル・ルカクといった一流プレイヤーを多く揃えるベルギー。ロシアW杯の欧州予選では、グループHを9勝1分の無敗で戦い終え、圧倒的な強さで本大会出場を決めた。そんなタレント軍団の中盤を豊富な運動量でこれまで支えてきたナインゴランだが、W杯出場を決めた際のベルギー代表メンバーに彼の姿はなかった。

所属クラブのローマで素晴らしい活躍を見せるも、今年6月を最後に代表から遠ざかっており、指揮官ロベルト・マルティネスとの不仲説も噂されたナインゴラン。最終的には撤回したものの、代表招集する際の監督の人選に疑問を呈し、引退宣言をするほど落選はショックだったようだ。だが、そんなナインゴランがようやく代表復帰。メキシコと日本へ挑むベルギー代表メンバーに名を連ねている。
インタビューに応じたナインゴランはまず、代表から落選したときのことを「オレは(代表に)選出されなかったことを受け入れることができなかった。発表されたときはローマでトレーニングをしていたんだけど、最初は信じられなかったよ」と振り返りつつ「再びここに戻ることができて本当に幸せだ」と復帰の喜びをあらわにした。ベルギー『HLN』などが伝えている。

そして「ただ、オレはこれからの国際親善試合が、オレにとってテストの場になるとは思っていない。どんな試合でもプレイすることができればストレスを感じないし、常にピッチに立ちたいと思っているからね。すでに試合に向けて集中している。どんな状況でも僕のやり方を変えるつもりはない。いつも通りやれればうまくいくはずさ」とコメントした。

さらに「これまでのこともあるし、オレのクオリティを示さなければならない。W杯へ出場するチャンスを得たいと思っているからね」とも述べたナインゴラン。名誉挽回を狙うベルギーの「ニンジャ」(ナインゴランの愛称)が日本にも牙を剥くかもしれない。

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