オランダに続きイタリア撃破へ スウェーデン指揮官「我々は最も過酷なグループを戦い抜いた」

意気込みを語ったアンデション監督 photo/Getty Images

「我々は世界のどんなチームでも倒すことができる」

10日と13日にロシアW杯の欧州予選プレイオフが行われ、スウェーデン代表とイタリア代表が本大会出場をかけて相見える。スウェーデンの指揮官を務めるヤンネ・アンデション監督が、運命の一戦へ向けて意気込みなどを明かした。

2014年のブラジルW杯で3位に輝いたオランダ代表を退け、欧州予選のグループAで2位につけたスウェーデン。首位で本大会出場を勝ち取ったフランス代表からも白星を奪うなど、勝負強さを見せている。イタリア戦を前にインタビューに応じたアンデション監督は「我々がここにいるということは勝者であるということだ。我々はオランダとフランスがいる最も過酷なグループを戦い抜いた。いつくかの試合では、本当に素晴らしい試合をしたと思う。あのレベルでプレイすることができれば、我々は世界のどんなチームでも倒すことができるはずだ」とコメント。『FIFA.com』などが伝えている。

さらに、対戦相手であるイタリアについて「イタリアサッカーの歴史は素晴らしい。個々の選手はうまいし、何度もW杯に出場したことがある。素晴らしい経験もった良いチームだと思う。しかし、我々はW杯出場に向けて頑張るつもりだ」と述べつつ「グループ予選では本当によくやっていたし、成長することもできた。どんどん良くなっていったよ。これが厳しいグループで2位に入れた理由さ。我々は素晴らしいチームだし、一緒に努力し続けている。戦術もスマートで、我々が一丸となると強い。ホームのストックホルムでは本当に強いんだ。そのでのプレイは、我々に有り余るほどの自信を与えてくれる」と自信を見せた。
ただ一方で「サッカーは何が起こるかわからない。勝つことは約束することができない。約束できるものがあるとしたら、目標を達成するために一生懸命努力することかな」とも話しており、慎重な姿勢も見せている。

はたして、スウェーデンはオランダに続きイタリアをも退けてしまうのか。10日はスウェーデンのホームで、13日はイタリアのホームで行われる。

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