復帰してすぐにクリーンシート チェルシーに頼れる”潰し屋”が戻ってきた「今季は悪いものじゃない」

マンU戦で復帰したカンテ photo/Getty Images

マンUをシャットアウト

戻ってきたとたんのクリーンシートだった。チェルシーはMFエンゴロ・カンテ不在の間の6試合で11失点と守備が崩壊していたが、カンテが復帰した5日のマンチェスター・ユナイテッド戦では粘り強く戦って1-0で勝利。カンテ1人の結果ではないものの、改めて存在の大きさが分かったと言えよう。

そのカンテは、ハムストリングの負傷から復帰したばかりで多少の恐怖心があったようだ。英『Daily Mail』によると、カンテはまだ恐怖心があると素直な心境を明かしており、まだ完全復活とは言い難いのかもしれない。それでもチームのためにプレイすることに燃えており、チームのパフォーマンスにも満足している。

「怪我から復帰した時は少し怖いものだし、もっと自信が必要だ。ただ、この1週間のトレーニングと今回のユナイテッド戦で自信をつけることができた。僕は見るよりプレイする方が好きなんだ。プレイできないのはストレスの溜まるものだよ。今季は決して悪いものじゃない。チャンピオンズリーグではローマ相手にまずい黒星があったけど、予選通過に必要なのはあと1勝だ。リーグでは4位につけていて、僕たちは前に進み続ける必要がある。ユナイテッド相手の勝利は重要だったよ」
チェルシーは昨夏レスター・シティからカンテを引き抜き、いきなりプレミア制覇を達成してみせた。今夏に守備的MFのネマニャ・マティッチを失ったことを考えても、カンテの存在は昨季以上に重要となっている。いきなりマンUをシャットアウトしたあたりにその重要度が表れていると言えるはずだ。

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