マケレレ氏、監督として2度目の挑戦へ ベルギー1部で苦しむオイペンの指揮官に就任

自身2度目の監督挑戦を決断したマケレレ氏 photo/Getty Images

クラブもマケレレ新監督に期待

ベルギーリーグ1部のKASオイペンは6日、元フランス代表MFクロード・マケレレ氏が新指揮官に就任したことを発表した。契約期間は、2019-20シーズン終了までの2年半とのこと。7日からチームを引き継ぎ、同日に就任会見を行う予定のようだ。

かつてエスパニョールで活躍した元スペイン代表FWルイス・ガルシア・フェルナンデスらを擁するオイペン。昇格2年目の今季は、リーグ戦第14節を終えた時点で2勝4分8敗と、思うような結果を残すことができずに最下位に沈んでいる。そのため、これまでチームを率いてきたジョルディ・コンドム監督の退団が決まり、後任としてマケレレ氏を招へいした。

そんなマケレレ氏は現在44歳で、現役時代にレアル・マドリードやチェルシーなどで活躍したのち、2011年に現役を退き指導者の道へ。パリ・サンジェルマン時代のカルロ・アンチェロッティ監督のもとでアシスタントコーチを経験し、2014年に当時リーグ・アンのバスティアの指揮官に就任した。しかし、同クラブでは12試合でわずか2勝しか挙げることができず、11月に解任。初監督は苦い思い出となってしまった。その後はモナコのテクニカルディレクターを務め、今年1月からはスウォンジーでポール・クレメント監督のアシスタントコーチをしていた。
クラブは公式サイトを通じて「今後の課題を成功させるために、新たな指揮官を雇うことを決定した。これから2年半、目標を達成するために、マケレレ監督が彼の人格や経験などをクラブに役立ててくれることを確信している。彼のオイペンでの新しい挑戦を楽しみにしている」と期待を明かしている。

はたして、マケレレ新監督はリーグ最下位に沈むオイペンを立て直すことができるのか。監督として2度目の挑戦が始まる。

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