“天才レジスタ”のピルロ、現役引退を発表「サッカー選手としての旅が終わりを迎えた」

現役引退を表明したピルロ photo/Getty Images

自身のSNSに感謝の意を綴ったピルロ

MLSのニューヨーク・シティに所属する元イタリア代表MFアンドレア・ピルロが6日、SNSを通して現役を引退することを発表した。

現在38歳のピルロはブレシアでプロとしてのキャリアをスタートさせると、その後はインテルやミラン、ユヴェントスなど、イタリアの名門クラブでプレイ。ミラン時代には2度の欧州制覇を経験するなど、これまで多くのタイトルを獲得してきた。2015年夏からは戦いの舞台をアメリカへ移し、ニューヨーク・シティへ加入。これまでチームを牽引してきたが、契約満了を迎える今季限りで同クラブを退団することを以前から明言していた。

そんなピルロが6日に自身のInstagramやTwitterを更新。次のような想いなど綴っている。
まず「MLSでのラストマッチ。ニューヨーク・シティでの時間が終わりを迎えることで、いくつかの言葉を残したい。この素晴らしい街で僕をサポートし、親切にしてくれたみんなに感謝したい。素晴らしいサポーターやコーチングスタッフ、影で仕事を支えてくれた人たち、そしてチームメイトにもありがとうと伝えたい」と感謝の意を述べたピルロ。

そして「ニューヨーク・シティでの冒険が終わりを迎えただけでなく、僕のサッカー選手としての旅も終わりを迎えた。だからこそ、僕を支え常に愛をくれた家族や子供たち、プレイする栄誉を与えてくれたチーム、一緒にプレイする喜びを与えてくれたチームメイト、最後まで僕の素晴らしいキャリアに関わってくれた全ての人々、常に僕をサポートしてきてくれた世界中のファンのみんなに感謝したい。あなたたちは常に僕の味方だし、心の中にいるだろう」と話している。

また一人、これまでサッカー界を引っ張ってきたレジェンドがピッチを去ることとなる。ひとまずお疲れ様と言いたい。今後は「天才レジスタ」と言われたピルロがチームを率いる姿も見てみたいものだが、はたして。

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