ベネヴェント、欧州主要リーグで一度しかない“不名誉な記録”に並ぶ 1930-31のマンU以来87年ぶり

ユーヴェから先制点を奪い喜ぶベネヴェントメンバーだが…… photo/Getty Images

開幕戦から泥沼の12連敗

セリエA昇格1年目のベネヴェントが、不名誉な記録に並んでしまった。

ベネヴェントは8月20日に行われた今季開幕戦のサンプドリア戦で1-2の逆転負けをすると、そこから悪夢の11連敗。奪った得点はわずかに「4」、それに対して失点は「29」と苦しいシーズンを送っている。そして今月5日に行われた第12節のユヴェントス戦では、19分に直接FKから先制し前半をリードして折り返すも、後半の猛攻を耐えることができずに2失点。セリエA6連覇中の絶対王者を相手に奮闘したが、開幕戦から泥沼の12連敗を喫することとなった。

伊『Corriere dello Sport』などによると、欧州主要リーグで開幕戦から12連敗したのは、プレミアリーグで1930-31シーズンに記録したマンチェスター・ユナイテッド以来。12試合を終えて1ポイントも獲得できなかったのは、歴史上でこの一度きりで、ベネヴェントがそのワースト記録に並んだという。なお、87年前のマンUは42試合で7勝8分27敗、勝ち点「22」(当時は勝利で2ポイント)で降格したようだ。
ベネヴェントは19日に行われる次節、こちらも不調な17位サッスオーロをホームへ迎え入れる。はたして、欧州主要リーグのワースト記録を更新してしまうのか。はたまた意地を見せるのか。

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