モイーズ氏、古巣復帰に乗り気?「興味があると言わざるを得ない。ただ……」

古巣エヴァートンについて語ったモイーズ氏 photo/Getty Images

かつてエヴァートンを11年以上も率いたモイーズ氏

かつてエヴァートンを率いた経験があるデイビッド・モイーズ氏が、噂されている古巣復帰について口を開いた。

今夏の移籍市場で大金を投じ、マンチェスター・ユナイテッドから元イングランド代表FWウェイン・ルーニーを獲得するなど、積極補強を行ったエヴァートン。しかし、高額な補強金額とは裏腹に、プレミアリーグ第9節を終えた時点で2勝2分5敗と結果を残すことができず。降格圏内の18位に沈んだこともあり、ロナルド・クーマン監督の解任に踏み切った。なお、現在はU-23のデイビッド・アンスワース監督が暫定指揮官へ就任。第11節のワトフォード戦で3-2の勝利を収めたことで降格圏を脱出し、15位へ浮上している。

このような状況の中で、エヴァートンの次期監督候補には元ドルトムント指揮官のトーマス・トゥヘル氏など、いくつかの名前が挙がっているとされるが、その有力候補のひとりがモイーズ氏だ。エヴァートンで11年以上も指揮官を務めた実績があり、本人も乗り気だという。英『sky』などによると、インタビューに応じた際にモイーズ氏は「エヴァートン? そう(興味があると)言わざるを得ない。しかし、他のことについても話を進めている。ただ、私が仕事へ復帰するまでにそう長くはかからないかもしれない。もし(エヴァートンで)仕事をするチャンスがあるのならば、確かに興味はある。でも、他の件も同様なんだ」とコメント。他のクラブへの関心を示しつつ、古巣復帰に興味があることを明かした。
さらに「私は11年間、そこで多くのこと経験できたし、素晴らしいものだった。古巣復帰が必ずしも正しいとは限らない。ただ、モウリーニョはチェルシーへ復帰したときにプレミアリーグ制覇を成し遂げたし、ハインケスもバイエルンに復帰した」と付け加えている。

はたして、モイーズ氏は古巣エヴァートンへ復帰することとなるのだろうか。今後の動向にも注目が集まる。

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