スアレスに次ぐFWに
今夏の補強は大成功と言えるだろう。リヴァプールFWモハメド・サラーの勢いが止まらない。
サラーは4日に行われたウェストハム戦に先発すると、2得点を記録。チームの4-1勝利に大きく貢献した。今季は開幕からフィリペ・コウチーニョが間に合わなかったり、サディオ・マネが負傷離脱したりと主力が欠ける時期もあったが、サラーはリーグ戦でもチャンピオンズリーグでもフル稼働している。
ここまで17試合に出場して12得点を挙げており、これはクラブの過去の成績と比較してもかなりハイペースだ。昨季はコウチーニョがシーズン全体で14得点、マネが13得点、ロベルト・フィルミーノが12得点だったため、サラーは11月に入る時点でこの3人の昨季の得点数に迫っていることになる。この数字を超えてくることは確実だ。
コウチーニョの14得点を超えたとなれば、サラーは2013-14シーズンにFWルイス・スアレスが記録したシーズン31得点に次いで多い数のゴールを決めた選手となる。リヴァプールがサラー獲得に支払った3500万ポンドは近年の市場のド派手な動きを考慮しても大バーゲンだったと言えるだろう。