最前線で存在感を発揮
2日にUEFAヨーロッパリーグのグループステージ第4節が行われ、日本代表FW大迫勇也が所属するケルンがボリソフに5-2で勝利した。
ケルンを率いるペーター・シュテーガー監督は試合後に行われたインタビューで、後半だけで2得点1アシストを記録した大迫のプレイぶりを称えている。クラブ公式Twitterが伝えた。
「後半開始前に投入したユウヤがこのチームを生き返らせてくれた。チームにとって良い兆候が見られたと思うよ」
2得点1アシストという結果も然ることながら、持ち前の巧みなポストプレイでケルンの攻撃を活性化させた大迫。後半だけでこの試合に出場したフィールドプレイヤーの中で3番目に高いファイナルサード(※)でのパス成功率(77%)を記録したほか、放った枠内シュート2本を確実にゴールに結びつけるなど、決定力の高さを見せつけている。今夏のアントニー・モデスト(現.天津権健)の移籍が影響し、今季のブンデスリーガで深刻な得点力不足に喘いでいる同クラブだが、文字通り大迫がケルンの救世主となるのだろうか。
(※)ピッチを3分割した際の最も敵陣に近い区域のこと。