セルティックに辛勝のバイエルン、“レヴァンドフスキ依存症”が浮き彫りに 

“偽9番”としてバイエルンの攻撃を司ったハメス・ロドリゲス photo/Getty Images

老将ハインケスに突きつけられた難題

先月31日にUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第4節が行われ、グループBのバイエルン・ミュンヘン(以下バイエルン)がセルティックに2-1で勝利した。

バイエルンを率いるユップ・ハインケス監督はクラブ公式ホームページのコメントで、同試合を総括している。

「大変難しく、激しい試合になることは分かっていたよ。今回の試合で我々はきちんと味方内でボールを回し、多くの場面で良いプレイを見せた。基本となるフォーメーションも良かったし、戦術も悪くなかったと思う。相手のハイプレスを受けている時間帯は苦しかったが、選手たちは本当に力を尽くし、最初から最後まで意欲的に戦ってくれたよ」

FWロベルト・レヴァンドフスキの負傷欠場を受け、最前線の人選が注目されていたハインケス監督。同監督は絶対的エースの代役にトップ下を本職とするハメス・ロドリゲスを指名し、中盤まで下がって相手のセンターバックを引きつける“偽9番”の役割を担わせた。ファイナルサード(※)で88%のパス成功率を記録するなど、相手のハイプレスを掻い潜って安全にパスを回し続けたロドリゲスだが、(ボールを持つ)同選手を追い越してパスを受ける選手や相手の最終ラインの背後に走り込む選手が少なかったことが災いし、効果的な縦パスを前線に供給できない時間が続いた。屈強なフィジカルを活かして前線でボールをキープし、独力で局面を打開するレヴァンドフスキへの依存度の高さを露呈した同クラブだが、今後の連戦にむけて同選手不在時や同選手を抑え込まれた際の“プランB”を用意する必要があるだろう。ロドリゲス、チアゴ・アルカンタラ、セバスティアン・ルディなど優秀なパサーは揃っているだけに、ボールを持っていない選手の動き出しを整備したいところだ。

(※)ピッチを3分割した際の最も敵陣に近い区域。
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