ベシクタシュの攻撃を牽引
今季のプレミアリーグ第10節終了時点で、2勝2分6敗の18位に低迷しているエヴァートン。同時点で20失点を喫している脆弱な守備も然ることながら、チーム全体の得点が7点に留まるなど、深刻な得点力不足に喘いでいる。
冬の移籍市場での動向が注目されるなか、同クラブが現ベシクタシュ所属FWジェンク・トスン(26歳/トルコ代表)の獲得を検討していることが、2日付けの英『THE Sun』で話題に。同じく前線の選手層拡充を目論むトッテナムとの争奪戦に挑む構えを見せていることが併せて報じられた。
巧みな動き出しで相手DFのマークを外し、持ち前の跳躍力を活かしてヘディングやバイシクルシュートによるゴールを量産しているジェンク・トスン。今季のUEFAチャンピオンズリーグで既に4得点1アシストを記録するなど、トルコ国内や欧州の舞台で着実に成長を遂げているストライカーだ。今夏のFWロメル・ルカク(現マンチェスター・ユナイテッド)の退団以降、前線でターゲットマンとなり得る人材が不足しているエヴァートンだが、同選手の獲得をもってこの問題を解決することができるのだろうか。引き続き同選手や同クラブの動向から目が離せない。