今季3敗目を喫したレアル
1日にUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第4節が行われ、レアル・マドリードがトッテナムに1-3で敗れた。なお、この試合の結果によりトッテナムの決勝ラウンド進出が決定している。
レアル・マドリードを率いるジネディーヌ・ジダン監督は試合後に行われたインタビューで、直近の公式戦におけるトッテナムの躍進に賛辞を贈った。伊『calciomercato』が伝えている。
「多くのクラブがこの大会の優勝候補に挙げられると思うが、トッテナムは間違いなくその一つだよ。我々は懸命に立ち向かったが、彼らのパフォーマンスが上だった。今日の試合や(直近の公式戦での)2連敗で苦い思いをしたと言わざるを得ないよ」
サイドチェンジやワンタッチパスを駆使するトッテナムの攻撃に手を焼いたレアル・マドリード。ボール支配率こそ上回ったものの、ハリー・ウィンクスをはじめとするMF陣の献身的な守備により持ち前のパスワークを封じられ、トッテナムに終始試合の主導権を握られた。 また、同試合では前がかりになりがちな両サイドバックの裏のスペースのケア不足を露呈。キーラン・トリッピアー、デル・アリ、クリスティアン・エリクセンらにサイドを突破され続けるなど、王者らしからぬ試合運びを見せてしまった。今季の全公式戦で早くも3敗目と、就任以来最大の苦境に陥ったと言っても過言ではないジダン監督だが、どのようにチームを立て直すのかに注目が集まる。