どのFWでもこの2人を崩すのは難しい
資金力のあるプレミアリーグでは、今夏も大物選手たちの獲得劇があった。しかし、補強の全てが成功しているわけではない。中にはここまで期待通りの働きができていない選手も数多くいる。
そこで英『FourFourTwo』は、今夏にプレミアの各クラブが獲得した中で期待外れに終わっている選手たちを数名リストアップした。
その1人に挙げられたのが、レスター・シティFWケレチ・イヘアナチョだ。イヘアナチョは今夏マンチェスター・シティから2500万ポンドもの移籍金でレスターに加入した選手で、当初はその得点力を存分に活かしてくれると期待されていた。ところが、序盤戦は相変わらずジェイミー・バーディと岡崎慎司のコンビが起用されるケースが多かった。
同メディアは前線で攻守に奮闘する岡崎は外しにくく、バーディかイヘアナチョかの選択を指揮官が迫られていると主張。「そうなった場合、勝つのはいつでもバーディだ。レスターのスタイルにおいて彼は必要不可欠な選手」と伝えている。イヘアナチョがどれほど優れた若手選手だったとしても、レスターのチームスタイルの中でバーディと岡崎からポジションを奪うのは簡単ではない。
もっともレスターは指揮官がクレイグ・シェイクスピアからクロード・ピュエルに交代したため、チームスタイルが大きく変わることも考えられる。イヘアナチョにはチャンスも出てくるだろう。失敗と決めつけるのはまだ早い。ただし、ここまで期待通りとなっていないのは事実だ。
同メディアは他にもリヴァプールがアーセナルから獲得したMFアレックス・オックスレイド・チェンバレン、エヴァートンが獲得したMFデイヴィ・クラーセン、ギルフィ・シグルズソン、スウォンジーのウィルフリード・ボニーらの名前を挙げている。