結果を残すまでに予想以上の時間がかかっているミラン
今夏の移籍市場で多額の資金を投資じ、積極補強を行ったACミランだが、セリエAで思うような結果を残すことができていない。クラブのCEOを務めるマルコ・ファッソーネ氏が、チームについて語った。
セリエA第11節を終えた時点で5勝5敗1分のミラン。うち直近の6試合では1勝4敗1分と、第6節のサンプドリア戦で黒星を喫して以降、なかなか勝ち点を積み上げることができずに苦しい時期を過ごしている。そのため、試合が終わるたびにイタリア国内ではヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の解任報道が加熱している。
しかしこういった状況の中でも、ファッソーネCEOはモンテッラ監督への信頼を強調。クラブの公式チャンネル『Milan TV』のインタビューに応じた際も信頼を強調しつつ、現チームについて「パフォーマンスは素晴らしいが、私は結果にも期待している。最終的にサッカーはなんだと考えたとき、ファンは結果を求めているからね。ただ、我々は正しい方向へ進んでいると確信しているよ。予想以上に長い時間がかかってしまっているがね」とコメントした。
ミランは2日にヨーロッパリーグAEKアテネ戦を、5日にセリエA第12節のサッスオーロ戦を控えている。はたして、ミランはこれらの試合で目に見える結果を残すことができるのか。ひとまず勝利することで、浮上のキッカケをつかみたいところだ。