ここまで14ゴール6アシストを記録
昨季に続いて、ラツィオのイタリア代表FWチーロ・インモービレは、今季もゴールを量産している。チームの絶対的スコアラーとして、現在セリエAの得点ランクトップを独走する同選手だが、今季はアシストでも目に見える結果を残している。
ラツィオは29日、セリエA第11節で今季全敗中のベネヴェントとアウェイで対戦した。試合は、開始4分のバストスのゴールを皮切りに、インモービレやナニなどがゴールを決め、圧巻のゴールショーを披露。ラツィオが5-1でベネヴェントを退け、リーグ戦6連勝を飾っている。
この一戦では、今季14ゴール目を決めただけでなく、3アシストも記録したインモービレ。大活躍を見せた同選手が試合後、伊『sky SPORT』などのインタビューに応じ、次のように語った。
まず「僕らは正しい態度や決意を持っていなかったとき、少しの罠にはまってしまった。前半は非常に素晴らしかったと思う。ただ、後半の頭は集中力が欠け、リラックスし過ぎてしまったよ。僕も前半と同じような姿勢で、後半へ入ることができていなかった。これはメンタル的な問題だと思うよ。きちんと改善しないといけないね」とベネヴェント戦を振り返った。
さらに、自身の得点シーンについて聞かれると「(得点よりも)3アシストを決めれたのが嬉しい。チームメイトのみんなは僕に『ボールを持ったらパスなんかしなくていい。得点さえ決めてくれればいい』と言うんだよ。でも、この結果なら文句は言えないんじゃないかな」と答えている。
セリエA第11節を終えた時点で、14ゴール6アシストを記録しているインモービレ。データサイト『WhoScored』によると、インモービレは得点ランクでもアシストランクでも欧州5大リーグでトップに立っている(プレミアリーグ、ブンデスリーガ、リーガ・エスパニョーラは消化試合が1つ少ない)。自身が得点を取るだけでなく、仲間に得点を取らせるプレイで、「欧州最高のFW」になりつつある。