引き分けではなく勝利を ”トップ6″との対決制したモウリーニョ・マンUの大きな1歩

マンUを率いるモウリーニョ photo/Getty Images

28日、マンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグ第10節でトッテナムと対戦し、1-0で勝利を収めた。試合開始前の時点ではトッテナムとマンUの勝ち点は20で並んでいただけに、この1勝は大きい。何よりトップ6相手に勝ちきれたことが大きな収穫だ。

マンUを指揮するジョゼ・モウリーニョは優勝を争うライバルと対戦する際に守備を重視した戦い方を選択するケースも多く、勝ち点1を拾うことが目標になっている部分もあった。今季もリヴァプール戦で守備的な戦い方を選択してスコアレスドローで終えており、このやり方には賛否両論ある。

英『Telegraph』によると、トッテナム戦前には解説を務めるジェイミー・キャラガー氏がトップ6に勝利する必要があると主張しており、上位陣との戦績を改善することが優勝へのポイントになるとコメントしていた。
「モウリーニョとグアルディオラ、5月に最も大きなタイトルの1つを獲得できないとなれば、今季は失敗ということになるのだろう。モウリーニョのチームは直近のトップ6との対戦で7点しか決めていない。これはお金をかけて選手を集めているチームとしては非常にショッキングな数字だ。これを変えないといけない。それができなければユナイテッドのタイトルはない」

ひとまずマンUはトッテナム相手に1-0で勝利を収めることに成功し、首位を快走するマンチェスター・シティに何とか喰らいついている。マンCがなかなか勝ち点を落とさないことを考えると、マンUも上位陣と引き分けるだけでは不十分だ。トッテナム戦のように勝ちにこだわる必要があるだろう。今回トップ6のライバルを叩けたことは大きな1歩になったかもしれない。

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