ネイマール不在の中ニースに快勝
今夏ブラジル代表FWネイマールを獲得したパリ・サンジェルマンでは、全てがネイマール色に染まろうとしている。チームの中心は2億2000万ユーロもの移籍金がかかったネイマールであり、悲願のチャンピオンズリーグ制覇へブラジルサッカー界のスーパースターに気持ちよくプレイしてもらうことを最優先にしている。
しかし、1人の選手がチーム以上の存在になるのはあまり良いことではない。そう主張しているのが伊『Calciomercato』だ。ネイマールは前節のマルセイユ戦で退場処分を受けていたため、27日のニース戦は出場停止だった。その中で輝きを放ったのが昨季まで絶対的エースだったFWエディンソン・カバーニだ。
カバーニはお得意の絶妙な動き出しから2得点を記録し、チームを3-0の快勝に導いた。同メディアは「PSGというチームがネイマール以上の存在であることをカバーニが証明した。ネイマールがスタメンに復帰してからも、カバーニはこれを続ける必要がある」と伝えている。
ネイマールはもちろんPSGにとって重要な選手だが、ポジションや役割的にはカバーニを失った方がPSGは痛いかもしれない。ネイマールはパリの地で王様になろうとしているが、1人に全てのスポットが当たることは避けるべきか。