不調ミラン、今夏最大の失敗は「絶対的ストライカー」を獲得できなかったこと? 

ミランについて語ったOBのコスタクルタ氏 photo/Getty Images

コスタクルタ氏が古巣ミランの問題点を指摘

今夏の移籍市場で大金を投じ、積極補強を行ったACミランだが、ここまでは思うような成績を残すことができていない。チームとして成り立つまでに「多くの時間が必要」や「時間が解決してくれる」などの声も各方面から聞かれるが、ミランのレジェンドが決定的な問題点を指摘した。

下部組織時代からミランで過ごし、史上最高の左SBパオロ・マルディーニ氏らとともに多くのタイトルをもたらした元イタリア代表DFアレッサンドロ・コスタクルタ氏。これまでも古巣へ厳しい言葉をたびたび発してきた同氏が伊『sky SPORT』のインタビューに応じ、次のように語っている。

「ベロッティやオバメヤンのようなストライカーがいれば、ミランについて全く別の話をしていただろうね。ミランがクオリティの高いCFを欠いているのは、客観的に見ても明らか。素晴らしいクロスが入っても、今いるストライカーたちはゴール前でミスしてばっかりだ」

以前から「絶対的ストライカー」の獲得の話は挙がっており、ミランは今夏の移籍市場でもピエール・オバメヤンやアンドレア・ベロッティ、アルバロ・モラタなどの獲得を目指していたとされる。しかし、本命候補の獲得は実現せず。最終的には、フィオレンティーナからニコラ・カリニッチを獲得することで落ち着いた。

カリニッチは昨季、リーグ戦33試合で15ゴールを挙げており、決して能力がないわけではないだろう。ただ、今季ここまで8試合に出場し、わずか3ゴール。現時点ではナポリFWドリース・メルテンス(9ゴール)、インテルFWマウロ・イカルディ(11ゴール)、ユヴェントスFWパウロ・ディバラ(11ゴール)、ラツィオFWチーロ・インモービレ(13ゴール)など、上位チームでエースを張っている選手の足元にも及ばない。「ストライカーの差」が、結果的に現在の順位の差に繋がっているのかもしれない。

25日に行われたセリエA第10節のキエーヴォ戦で、約1ヶ月ぶりの白星を手にしたミラン。チャンピオンズリーグ出場圏内を目指す同クラブにとって、現在の立ち位置を考えると、「ストライカーの確立」は早急に解決しなければならない問題かもしれない。カリニッチが覚醒するのが先か。クラブが再び高額なチャイナマネーで「絶対的なストライカー」を獲得するのが先か。はたまた、昨季のナポリのように既存の選手の中で新たなストライカーが生まれるのが先か。

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