ネイマールは削られることを我慢できるか? マルセイユMF「彼は最終的にイライラしていた」

PSGのネイマール photo/Getty Images

マルセイユ戦では挑発に乗って退場処分

22日に行われたマルセイユとパリ・サンジェルマンの一戦では、試合終盤にPSGのFWネイマールがマルセイユFWルーカス・オカンポスの挑発に乗ってしまい、退場処分を喰らうシーンがあった。この試合でネイマールが削られていたのは事実だが、こうした浅い挑発に乗ってしまうのは問題だろう。ネイマールほどの選手ともなれば削られるのも仕方がない。

仏『L'Equipe』によると、90分を通してハードワークしていたマルセイユMFアンドレ・ザンポ・アンギッサも、「彼を止めるのが僕の仕事だった。大きなファウルをするのではなく、少しずつ削っていくんだ。最初は彼も落ち着いていたけど、最終的にはイライラしていた。それこそ僕たちの意図であり、僕たちは他のどのチームよりも彼にハードに当たった。彼を傷つける考えはなかったけどね」と振り返っており、ネイマールを止めるにはファウルになってしまうほどの激しいチャージをかける必要がある。終盤にリードを守ろうとしたマルセイユの選手たちもあらゆる手を使ってネイマールを止めようとしていた。

ネイマールがこうした削ってくる行為にフラストレーションを溜めていたのは間違いないが、オカンポスのような挑発に乗りやすいのは気にかかる。特に最近はネイマールがイライラしたといった話題も多く、すっかりトラブルメイカーのような存在になってしまっている。
オカンポスもネイマールがそうした性格であることを理解していたはずで、明確な意図をもって挑発したはずだ。今後もネイマールにそうした挑発をかけてくる選手は増えるだろうが、ネイマールが世界最高の選手になるためには我慢を覚える必要がありそうだ。

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