メッシのポジション変更も原因か
ネイマールが退団してもリオネル・メッシが爆発しているから大丈夫。開幕から無敗を維持しているバルセロナにはこうした意見もあるが、気になる点も存在する。確かにメッシが大爆発してくれているのは頼もしいが、不安なのがルイス・スアレスの状態だ。
スアレスは今季チャンピオンズリーグを含め11試合に出場してわずか3得点。昨季37得点を挙げた点取り屋にしては寂しいスタートだ。スアレスは膝の状態が100%ではなく、それも原因の1つだ。しかしスペイン『MARCA』は、メッシがポジションを変えたことも影響しているのではないかと分析している。
ネイマールがいた昨季はMSNのユニットが形成され、右にメッシ、左にネイマール、中央にスアレスと固定されているところがあった。しかしネイマールが抜けたことでメッシは自由となり、右サイドでも中央でも自由に顔を出している。同メディアはそれが理由でスアレスがやや左サイドでプレイする機会が増えたと伝えており、それが得点数の減少に繋がっているのではないかとの考えだ。
チームとしてもメッシ頼みの状態を続けるわけにはいかず、スアレスは貴重な得点源だ。昨季は現段階で9得点奪っていたことを考えると不安なスタートだが、世界最高クラスの点取り屋と言われるスアレスが爆発するのはいつなのか。白星が続いているとはいえポジティブなことばかりではない。