エヴァートン、クーマン監督を解任 今夏積極補強も降格圏内の18位に低迷

エヴァートンを去ることになったクーマン監督 photo/Getty Images

昨季はチームをプレミア7位へ導くも……

エヴァートンは23日、指揮官を務めていたロナルド・クーマン監督がチームを退くことになったと発表した。なお、後任などは発表されていない。

これまでアヤックスやベンフィカ、フェイエノールトなどを率いてきたクーマン監督は、2016年6月にエヴァートンの指揮官に就任。就任1年目となる昨季は、2シーズン連続で2桁順位で終えていたチームを7位へ導いていた。そして、さらなる躍進を遂げるため、今夏の移籍市場で積極補強。1億ポンド以上の大金を投じ、元イングランド代表FWウェイン・ルーニーやアイスランド代表MFギルフィ・シグルズソンなどを獲得した。

しかし、今季開幕戦で白星発進を決めたものの、その後4試合連続で勝利から遠ざかるなど、高額な補強金額に見合った結果を残すことができず。プレミアリーグ第9節を終えた時点で、2勝5敗2分で降格圏内の18位に沈んでいる。22日にホームで行われたアーセナル戦で2-5の完敗を喫したことで、エヴァートンは指揮官の解任に踏み切った。
クラブは公式サイトを通じて「エヴァートンは、ロナルド・クーマンの退任を発表します。過去16ヶ月のロナルドの貢献と、昨季のプレミアリーグで7位へ導いてくれたことに感謝の意を表したいと思います」との声明を発表している。

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