ミランはCL出場逃せば昨季のエースが退団? 伊メディアが警戒するスソの動き

ミランのスソ photo/Getty Images

トッテナムが狙いか

リーグ戦9試合を消化して4勝1分4敗で11位。今夏に超積極的な補強に動いたミランだが、思うような結果を得ることはできていない。クラブのマルコ・ファッソーネCEOは今季チャンピオンズリーグ出場権を逃してしまった場合は主力選手を1、2枚放出する必要があると語っていたが、今の戦いでチャンピオンズリーグ出場権を獲得するのは難しいだろう。
王者ユヴェントスはもちろん、ナポリ、ローマ、インテル、ラツィオも順調に勝ち点を積み重ねている。早くも出遅れたミランが巻き返すのは簡単ではない。
気になるのはチャンピオンズリーグ出場権を逃した場合に誰を放出するかだが、伊『Calciomercato』はミランの現状にトッテナムが注目していると伝えている。トッテナムの狙いはFWスソで、以前にもスソ獲得に動いていた。その際はスソがミランのエースと呼べる存在だったこともあり、ミランは手放さなかった。しかし今季はシステムも変わり、ややスソの存在感が薄くなっている。

スソはミランと2022年まで契約を延長したものの、違約金が4000万ユーロに設定されているという。同メディアはこの条項がポイントになるかもしれないと伝えており、ミランが目標を達成できなかった場合はトッテナムにスソを引き抜かれる可能性もあると見ているようだ。

スソ以外の選手で言えば、やはりGKジャンルイジ・ドンナルンマだろう。ジャンルイジ・ブッフォン2世とも言われる若手GKをビッグクラブが見逃すはずはなく、今夏も退団か残留かで大きく揺れ動いていた。ドンナルンマを売却すれば多額の資金を得ることは可能だ。
ミランは期待通りのスタートを切れなかったが、ファッソーネCEOの恐れるシナリオとなってしまうのか。チャンピオンズリーグ出場権獲得のミッションが早くも難しいものになってきている。

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