今季プレミア昇格クラブにまさかの敗戦 モウリーニョ「親善試合よりも酷かった」

低調なパフォーマンスを嘆いたモウリーニョ監督 photo/Getty Images

「選手全員が会見に出席するべき」

21日にプレミアリーグの第9節が行われ、マンチェスター・ユナイテッドがハダーズフィールドに1-2で敗れた。

マンチェスター・ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督はクラブ公式ホームページのコメントで、選手たちの覇気のないプレイぶりに不満を口にしている。

「個人単位のミスが敗因と言うのは妥当ではない。チーム全体として素晴らしいプレイをしていたのなら話は変わるが、今日は試合開始からチーム全体のパフォーマンスが芳しくなかった。もし私がこのクラブのサポーターだったら、非常に失望するだろう。相手の力量が上ならこの結果を受け入れられる部分もあるが、試合に対する姿勢で相手を下回っていたのが残念でならない。アンデル・エレーラが試合後のインタビューで、『勝利を求める気持ちが欠けていた』と言っていたのを耳にした。もしそれが事実であるならば、選手全員が会見に出席して敗因を説明するべきだね。こんな試合を目にするのは初めてさ。親善試合よりも酷い出来だったと思う」
ロングボールの目測を誤って2失点目に関与したDFヴィクトル・リンデロフをはじめ、チーム全体として集中力の欠如を露呈したマンチェスター・ユナイテッド。ボールを失った直後の攻守の切り替えや帰陣が全体的に遅く、直線的に相手ゴールに襲いかかるハダーズフィールドの攻撃を食い止められない場面が散見された。また、今季の同リーグで2番目に多い得点を挙げている攻撃陣も、特に前半は精度の低いパスやシュートに終始。頼みの綱であるFWロメル・ルカクも運動量に乏しく、攻撃を活性化させるには至らなかった。百戦錬磨の指揮官がチームのモチベーションの低下を嘆くという、思わぬ問題が噴出した同クラブだが、盟主復権にむけて同じ過ちは許されないだろう。今後も同クラブのパフォーマンスに注目が集まる。

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