イタリアで前代未聞の珍事発生? 試合中の“放尿疑惑”で5試合の出場停止処分

イタリアでまさかの珍事が…… photo/Getty Images

疑惑の処分? 事実無根でクラブ側は上訴へ 

イタリアのセリエDで、前代未聞の珍事が起きた。欧州の各国で話題を呼んでいる。

英『BBC』や伊『sky SPORT』などによると、問題が起きたのは15日に行われたセリエD・グループHの第7節トゥリス対サルネーゼ戦。この一戦は3-3のドローで終えたが、トゥリスMFジョバンニ・リベルティが試合中に相手サポーターがいるスタンドの方向へ放尿したようだ。これに対してスポーツ裁判所は「わいせつで下品な行為をした」として、同選手に5試合の出場停止処分を下している。

一方、クラブ側はこの行為を真っ向から不定。上訴する意向のようで、トゥリスの会長を務めるアントニオ・コラントニオ氏が「壁の近くに給水所があり、彼は水を飲みながら出ていたユニフォームをパンツの中へしまっただけ。相手クラブも、同選手が何もしていないことを認めている」との声明を発表した。さらに「この問題が深刻なのは、今回の処分がピッチの反対側にいた副審の証言のみで下されたところだ」とも述べ、怒りをあらわにしているという。
はたして、この珍事はどのような結末を迎えるのだろうか。事実無根であることが証明され、出場停止処分は取り消されるのだろうか。

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