11月中に合流へ
今季のセリエA第8節終了時点で、7勝1分の2位につけているインテル。同節終了時点の失点が同リーグ最少タイの5点に留まるなど、守備面での奮闘が光っている。
リーグ制覇を射程圏内に捉えるなか、同クラブがブラジル代表MFラミレス(現.江蘇蘇寧)の獲得に迫っていることが、伊『calciomercato』で明らかに。インテルと同じ蘇寧グループを親会社とする江蘇蘇寧が、同選手のローン移籍を了承。同選手もインテル加入に前向きな姿勢を示していることから、11月中にも同選手がインテルの練習に合流するのではないかという見方が同メディアで報じられた。しかし、一方で同クラブの外国人枠(EU圏外の選手枠)がひとつしか残されていないことから、同クラブ側が一度同選手の獲得を保留し、今後の補強戦略を確認したうえで正式発表に踏み切るのではないかという見解が併せて示されている。
無尽蔵のスタミナも然ることながら、的確なポジショニングに基づくカバーリングにも定評があるラミレス。欧州でのプレイ経験も豊富な同選手だが、現時点でリーグ最少失点を誇るインテルへの加入を実現させ、同クラブを更なる高みへと導くのだろうか。