“史上最悪のミラン”発言で批判殺到の元エース 代理人が擁護「誤解を生んだだけ」

ミラン時代のバッカ、ゴール後のパフォーマンスでハートを作る photo/Getty Images

「ミランを侮辱したかったのではない」

古巣への問題発言で批判の的となっているコロンビア代表FWカルロス・バッカだが、代理人を務めるセルヒオ・バリラ氏が同選手を擁護した。

今夏の移籍市場で2年間過ごしたACミランを離れ、ビジャレアルへレンタル移籍したバッカ。先日、母国メディアのインタビューで古巣について回想した際、「史上最悪のミラン」などと発言し、ファンから批判が殺到していたという。

これを受けて、伊『TUTTOmercatoWEB』のインタビューに応じた代理人のバリラ氏は「バッカの発言は誤解を生んでいる。文字通りのことを意味しているのではないし、ミランを侮辱したかったのではない」とコメントした。
その上で「一部の人々は、なんでもないことでも論争を起こしたがる」と述べつつ「彼はミランでプレイできたことを幸せに感じているし、セリエAで過ごした2年間でクラブに多くのものを与えている。バッカにとって、ミランでプレイすることは子供のころからの夢だったからね。そんなチームを批判するなんてあり得ないよ。ミランへ移籍する際にも、非常に魅力的な金額のオファーを断っている。悪いイメージを植え付けても、彼にとってなんの特にもならない」と弁明している。

さらに「バッカがミランで何をしたかを考えれば、誰も文句は言えないだろう。彼は熱心にミランを支えてきた。彼への批判は、リスペクトの欠如を意味していると思う。今でも彼は、ミランが現在と未来でベストを尽くせることを望んでいるよ。バッカの言葉は誤解されてしまっただけだ」とも話している。

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