たった1年で2人に大きな差が バロンドール候補30名に入ったイスコ、漏れたベイル

イスコとベイルの出来は対照的 photo/Getty Images

スペイン紙も2人の差に注目

1年間でこうも変わってしまうものなのか。スペイン『MARCA』がレアル・マドリードで対照的な1年を過ごした2人に注目している。

その選手とはFWガレス・ベイルとMFイスコだ。ベイルといえばカリム・ベンゼマ、クリスティアーノ・ロナウドとBBCのユニットを形成している選手であり、昨年はEURO2016でもウェールズ代表の一員としてベスト4進出に大きく貢献した。その活躍もあり、ベイルは2016年のバロンドール最終候補に選ばれている。ところが2017年に入ってからは怪我も多く、今では多くのサポーターがベイルに疑問を持っている。

一方でイスコの2016年は苦しいものだった。レアルでも絶対的な存在になりきれず、EURO2016ではスペイン代表のメンバーからも漏れた。しかし今ではクラブでも代表でも中心的存在となりつつあり、世界に改めて才能を示す1年目となった。
先日発表された2017年のバロンドール最終候補30名にもその差が出ている。ベイルは漏れ、イスコは選ばれたのだ。同メディアは対照的な結果になったと伝えており、この1年で両者の評価は大きく変わった。ベイルはまず怪我を完璧に治さなければ評価を取り戻せないだろう。将来的にはバロンドールも獲得できるのではと言われていただけに、今年はやや残念なものとなってしまった。

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