原口元気、2戦連続先発も危険タックルで一発退場 数的不利ヘルタはシャルケに敗戦

原口、守備に奮闘するも痛恨の一発退場 photo/Getty Images

気合が空回りしてしまったか……

日本代表FW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンは14日、ブンデスリーガ第8節でシャルケをホームへ迎え入れた。

前節のバイエルン・ミュンヘン戦で今季初先発を飾り、リオネル・メッシのようなドリブル突破で世界屈指のDF陣を切り裂いた原口は、今節もスタメン入り。そのほかには、サロモン・カルーやオンドレイ・ドゥダ、ヴラデミール・ダリダらも先発起用されている。

試合は、両チームなかなかゴールを奪うことができず、ただただ時間だけが過ぎていくが、前半終了間際の44分にヘルタが数的不利の状況に追い込まれる。序盤から守備に奮闘していた原口だが、左サイドのハーフライン付近でボールを奪われると、素早く取り戻そうとスライディング。しかし、ボールを捉えることができず、足の裏を見せて後ろからタックルする形となってしまい、主審から一発退場を命じられることとなってしまった。
残り45分を1人少ない状況で戦わなくてはならなくなってしまったヘルタ。53分にシャルケへPKを献上すると、これをレオン・ゴレツカにゴール左へ決められ、先制点を許す。さらに78分、ヘルタは高い位置でボールを奪われると、GKと1対1になったシャルケFWグイド・ブルクシュタラーが落ち着いてかわし、ゴールへ流し込んだ。

試合はこのまま終了し、ヘルタはシャルケを相手に0-2で敗戦。3試合白星から遠ざかる結果となった。なお、原口は今季2度目のスタメンを飾るも気合が空回りしてしまったのか、定位置確保に向けて指揮官へ2戦連続でアピールすることはできなかった。

[スコア]
ヘルタ 0-2 シャルケ

[得点者]
シャルケ:ゴレツカ(54)、ブルクシュタラー(78)

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